台湾・台東の東海岸に位置する「杉原海水浴場(杉原海岸)」は、地元の人々にも親しまれている穴場の観光スポットです。遠浅の海と白い砂浜が広がり、波が穏やかで小さなお子様でも安心して水遊びが楽しめます。週末には家族連れのピクニックや磯遊びでにぎわい、自然とふれあえる貴重な体験ができる場所です。台湾東部で親子旅行を計画している方には、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめの海岸です。
台湾観光スポット杉原海水浴場の交通情報
- 車でのアクセス: 台11線沿いにあり、ナビで「台東杉原海水浴場」を検索するとスムーズに到着できます。
- 公共交通機関:
- 北行き: 台東駅から成功、静浦、花蓮方面の鼎東・花蓮バスに乗り、杉原海水浴場で下車。
- 南行き: 花蓮駅から台東方面の花蓮・鼎東バスに乗り、杉原海水浴場で下車。
杉原海水浴場は都蘭湾の南端に位置し、細かい砂と澄んだ海水が特徴です。海岸の岩礁には豊かな生態系が広がり、台東で唯一の砂浜の海水浴場となっています。近くには、美麗灣リゾート施設のホテルが廃墟のようにそびえ立っています。このホテルは、2003年に台東政府がBOT方式で美麗灣財団に貸し出し、ナロワンホテルと台北の美麗華グループの共同出資で建設されましたが、環境評価問題で開発が中断し、現在は廃墟のように残っています。
台湾観光スポット杉原海水浴場の施設
駐車場横の階段を下りると、屋外シャワーエリアがあり、砂を落として車に戻ることができます。また、屋内には洗面所とトイレが完備され、快適に過ごせるようになっています。
台湾観光スポット杉原海水浴場の魅力
1.5kmにわたる美しいビーチは、時に鏡面のように空と海が映し出され、青空と白い雲、広大な海と金色の砂浜がまるで絵葉書のような風景を作り出します。東海岸は一般的に石浜が多い中、貴重な砂浜が広がるこの場所は、台東の特別な魅力となっています。特に日の出や月の出の際には、海面が黄金に輝く「ゴールデンシー」を楽しむことができます。
観光情報
- 開放時間: 24時間
- 入場料: 無料
- 駐車料金: 無料
- 施設: 駐車場、トイレ
- 住所: 台東県卑南郷富山村杉原2号
- 開放期間: 10月から翌年3月の期間、救助員は常駐していないため、波や風、潮の変化に注意し、同行者と共に安全に配慮してください。
台東3日2泊おすすめプラン
DAY 1: 台東駅→レンタルバイク→森林公園・海浜公園→星星部落→台東市に戻る
DAY 2: 鯉魚山→富岡漁港でランチ→小野柳→加路蘭海岸→杉原海水浴場・富山護漁区→加路蘭の夜景→台東市に戻る
DAY 3: 鹿野高台・鹿野神社→原生植物園→卑南遺跡公園→夕方の列車で帰路
また、周辺の観光スポットとして、富山護漁区(700m)、富山漁港(1.2km)、伽路蘭休憩区(3.1km)、水往上流(6.3km)、新蘭漁港(4.1km)なども訪れることができます。
よくある質問(FAQ)
Q1:杉原海水浴場の場所はどこですか?
A:台東県卑南郷の台11線沿いに位置し、台東駅から車で約20分の距離です。
Q2:水遊びや遊泳はできますか?
A:浅瀬で波も穏やかなので、子どもと一緒の水遊びに最適ですが、監視員の常駐はなく注意が必要です。
Q3:シャワーやトイレなどの施設はありますか?
A:駐車場横に屋外シャワーやトイレが完備されており、快適に過ごせます。
Q4:周辺に他の観光スポットはありますか?
A:小野柳、富山護漁区、加路蘭海岸、富岡漁港など、周辺には多くの魅力的なスポットがあります。
杉原海水浴場は、台東ならではの自然にふれあえる穴場スポットとして、親子連れや静かな海辺を求める旅行者にぴったりの場所です。遠浅の海と白い砂浜、そしてのんびりとした空気感が、台湾東部らしい癒しのひとときを演出してくれます。台東旅行の際には、ぜひ立ち寄って、思い出に残る一枚の写真と、心地よい時間を持ち帰ってみてください。